春画 底絵つき博多人形
最近ネットオークションで入手した春画付き博多人形(?)を紹介します。
遊女の背中に昇り龍の刺青をいれる老彫師。大きさは幅23cm高さ15cmで、スケール的には4~6分の1ぐらい。
人気のある題材のようで、これまでも何種類か入札しましたが、やっと落札(結構高額で)。
これはモチーフの遊女と彫師の二人が交接しているタイプですね。
こういう人形に正式な名称があるのか分かりませんが、裏返し、底付きとか裏絵付き、ソコチンとかの呼び名で紹介されています。
こちらは遊女ひとりの座り姿の人形ですが・・・
合体部分はなかなかリアルなので、ちょっとモザイクいれさせてもらいます。
これなんかはいわゆる「隠し絵」のたぐいでしょうか。
こちらも幅20cm高さ25cmほどあります。
同じような坐像でも、手でひとりあそびしているものなど、バリエーションは数知れずあるようです。
前にも書いたかもしれませんが、先日京都の古い人形屋さんに行って、この手のものがあるか聞いたとき、「そんなもんないない」と鼻であしらわれました。
私自身この手の人形の存在を知ったのは数年前で、秘宝館めぐりをしていたときです。
下に鏡が置いてあり、仕掛けが見えるように展示に工夫がありました(下の画像は伊香保 珍宝館)
そのときは「けったいなモンあんねんな~。こんなん買う奴おるんかいな?」と思いましたが、自分がそんな奴になってしまうなんて・・・
今みたいにAVや写真集が無いころ、浮世絵の春画や枕絵はその役割を果たしていたかもしれませんし、こういった人形は、いわば昔のエロフィギュアのようなものだったのかも?
先日骨董市に行ったときもあまり見かけませんでしたが、私が子供ころ(昭和30~40年代)なら、まだ温泉地のお土産店なんかでも売っていたのかもしれませんね~。
それとも、やはりキワモノのたぐいで入手困難なものだったんでしょうか?
ご存知の方はぜひ教えてください。
さてこちらもネットオークションで入手した陶器製の姑娘人形。
出品者の説明には中国 清朝の100年以上前の景徳鎮の陶磁器とありました。
「光緒年製」の落款。
よく分かりませんが、陰毛や乳首、乳輪がきれいに描かれていて気に入ってます。
ま~、前に日記のコメントにも書きましたが、骨董品はよく分かりませんので、これ以上手は出さないようにします。(たぶん・・・)
(このブログは「春画人形の世界」 の一部です)
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