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2015年6月28日 (日)

幻想耽美

たまには実店舗の本屋にも行かなあきませんね。
先日大阪駅前のルクアに出来た蔦屋書店に行ったときに見つけました。

「幻想耽美」パイインターナショナル (2014)

T1
アート・イラスト・ドールなど50名の作家の幻想的・耽美的(そしてちょっとグロテスク)な作品が見ることができる写真・画集です。
私の好きな山本タカト、池永康晟はじめ、天野喜孝、空山 基、トレヴァー・ブラウン、金子國義など有名な作家、このブログでも紹介した矢沢俊吾や山下信一といったフィギュア作家の作品もあります。

T5
イラスト:6に対して、立体:4と言ったところでしょうか?

T2
前にも書きましたが、人形の世界は奥が深く、想像できるようなことは、誰かがどっかですでにやっています。

T3
その一端を垣間見る見るにはちょうど良い一冊ですね。(上品なエログロも堪能でしますし)

T4
しかし石原豪人や秋吉巒が入ってないのはまだ許せるとして、耽美イラストに佐伯俊男が入ってないのは許せんな!佐伯俊男こそ最高の耽美・妖美イラスト作家なのに!

最初に書きましたが、昔は書店巡りが趣味でしたが、最近はネットショップで本を買うことが多く、手元に届いてからガッカリすることも多いです。でも実際に本屋で色んな本を手に取って見ると、意外な発見があったりしてやっぱり面白いですね。

(このブログは「春画人形の世界」 の一部です)

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コメント

この本、購入されたんですね。

だいぶ前から、友人がこの本を薦めてくれるんですが、私自身は、求めるベクトルがちょっと違って、保留中なんです。(決して嫌いじゃないんだけど・・・)

「佐伯俊男」・・・懐かしい名前を久しぶりに目にしました。

「石原豪人」・・・この人の、美人画・裸体画を一杯集めた豪華な画集が出ないなァを切望します。

「秋吉巒」という人は、沖渉二とは、別人なんですね・・・後者の『エキゾチカ・エロス バラクーダ』という画集は持っていますが。

石原豪人は林月光の名前でSM雑誌に挿絵を描いてましたし、秋吉巒はSMキングに独特の表紙絵を描いてましたね。
佐伯俊男を初めて見たのもSM雑誌のグラビアで、モデルの緊縛写真よりも印象に残っています。
妖美、耽美とSM、緊縛とは密接に入り混じってますね。

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