山梨 春画人形の館
先日仕事で長野に行きましたので、ちょっと足を延ばして甲府にある某コレクション館に行ってみました。
いろいろネットで調べると、営業しているのか(入館できるかすら)定かでなかったため、ダメもとで行ってみましたが、なんとか入館することができました。ラッキー
屋外にある私の背丈ほどある珍棒石。
館内は撮影禁止のため、ここからはネットや雑誌から拾ってきた画像で。
せっかくなんで人形中心で行きましょう!
最近集めた弁天様も、こちらのは本来4本ある手の余った手で慰めていますね。
よくネットオークションで出品される裏絵博多人形の炬燵バージョン。
これは大きくてよく出来ていました。博多人形? 男の「あっ、出てもた・・・」チックな間抜け顔がよろし!
着物は布製なので、現代物かな?
これもリアルな感じで、難しい体位の表現も立体的でよく出来ていました。横にずらした褌が上手いな。ん~勉強になるな~!(造型のですよ!)
でも汚れていますね~。博多人形はホコリ汚れが大敵ですね。
これは私が持っている人形とそっくりですが、二回りぐらい小さいもので、20cm弱ぐらいでした。いろんなバージョンがあるんですね。
これが一番良かった。赤ちゃんと戯れる若妻?象牙かな?造型も表現もとても自然で綺麗な彫刻でした。
荒彫りの大きな木彫の合体人形。ダイナミック!(どこ製か忘れた)
もちろん、このほかにも1階、2階各フロアに各国・各時代の陰陽人形、春画浮世絵、現代画(と言っても40年ほど前の)、張型など多種多様なコレクションもありました。
私自身、4~5年前、秘宝館に興味を持ち始めた時分は嬉野のような大掛かりな仕掛けや実物大のロウ人形展示に興味があり、今回のような小さな展示には目も向けず素通りしていましたが、このブログを書くようになってから、そこはかとなく小物や小品の作品に興味が移り、今回のコレクションはまさに宝の山のようでした。
どんな分野でも自分の仕事、収集品をこうやって私設の博物館、資料館にして色んなひとに見てもらうのは人生の夢みたいなものですね。本当にうらやましい限りです。
このコレクション館も閉館することなく、末永く生き残ってほしいものです。
(でもやむなくコレクション放出の際は是非ご一報を!)
レトロついでに宿泊した石和温泉にあった映画館、「テアトル石和」!
まだこんな映画館があるなんて!
(このブログは「春画人形の世界」 の一部です)
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桃〇の館長さんはだいぶと前になくなったから閉まっているとどこかで聞いた(カズやんでしたか?)ような気がしましたが、開いてるんですね。観たいわぁ。。
投稿: T | 2015年8月 2日 (日) 00時46分
ん~今回入れたのは運が良かったかも?
投稿: カズやん | 2015年8月 2日 (日) 10時13分
「赤ちゃんと戯れる若妻」が一番良かったとはやはりカズやんさんもお目が高い!髪が日本髪なのが惜しい!
現代風の髪型でどこかのガレージキットメーカーが出して
くれないかな・・・なんて思います。
大竹省二の「ファミリーヌード」を思い出してしまいました。
投稿: 56才北村 | 2015年8月 3日 (月) 23時36分
確かに。エロ美少女フィギュアは氾濫していますが、しっとりとした大人のエロチックフィギュアって無いように思いますね。「T&M」ぐらいしか知らんな~。
投稿: カズやん | 2015年8月 4日 (火) 17時23分