技法書の紹介
本業のブログでも紹介しましたが、エッチな人形を作るのにも役に立つかもしれませんので、こちらでも紹介します。
「Korper perfekt modellieren」
姉妹書「Portraets in Ton」は主に頭部の制作についてでしたが、本書は頭部、体幹はもとより、腕や脚や足先など部分の制作方法が詳細な写真で構成され解説されています。
肘や膝など多くの筋肉や腱で構成された箇所も分かりやすいです。
陰影を上手く使っているので、筋肉のふくらみや溝が見やすくなっています。
これまで持ってる本の中では一番分かりやすいじゃないでしょうか。
この本見たら上手く作れるかは別として、一冊持ってて損はないと思います。
参考日記→技法書の紹介
思うに、こういう技法書は彫刻でも絵でもよく見ますが、「珍棒」や「万子」の作り方を懇切丁寧に解説したものはありませんね。(あたりまえか)
ギリシャ彫刻でも、ルネサンス美術でも、アソコは結構テキトーに流されているイメージがあり、むしろ日本の春画が一番アソコを立派に丁寧に描いているように思います。
ま、現代アートでは、先ごろ話題になった、ろくでなし子さんはほっとくとしてして、ロン・ミュエックなどリアルで生々しい肉体を作っているので、そんな技法書もあってもいいのにね。
さてこちらは一緒に買った「Modelling heads and faces in clay」
首の角度など、ミスしがちな造形にバッテンでダメだしがあったりして面白いです。
私の四十八手人形なんて、バツばっかりつけられそう!勉強せねば
(このブログは「春画人形の世界」 の一部です)
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↓
いやいや、ロン・ミュエックの方がインスパイアされて、
西洋版の四十八手フィギュアなんて作るかもしれませんよw
投稿: 56才北村 | 2016年1月 5日 (火) 02時21分
>西洋版の四十八手フィギュア
おお!金髪美女と巨根黒人もいいな~!
作ってみるか!
投稿: カズやん | 2016年1月 5日 (火) 18時15分
カズやんさんは本当に勉強家ですねぇ~!
リアル系の立体造形は、ごまかしが効かないから大変だと思います。表からも、裏からも、あらゆる角度から見て、形の整合性があって完成ですから。
そのためにレベルアップするカズやんさんの日々の努力!!!涙出ますなぁ~。
いえいえ、カズやんさんのすごく楽しんで頑張っているいる思いは伝わってきますよ。
金髪美女と巨根黒人、ぜひ見たいです。資料が必要ならいつでも言って下さい。
投稿: KAION | 2016年1月 6日 (水) 21時49分
いや~ 私はなんちゃって造形なんで恥ずかしいですが、この手の本は見てるだけでも面白いので、つい買ってしまいます

見て上手くなるんならいいんですけど・・なかなか・・・
投稿: カズやん | 2016年1月 6日 (水) 22時28分