箱付 陶器製春画人形 元禄人形
ちょっと面白いものがネットオークションに出てましたので、落札。(こればっかり)
「元禄人形」と表書きのある箱つきの陶器製の春画人形です。手びねりの小さな土人形ではなく、釉薬のかかった焼き物です。
大きさはこれぐらい。長さ:約13cm、幅:約6.5cm、高さ:約7cm。わりと大きいです。
珍しく挿入前の女陰にちょっかい出して、珍棒を膨らませてる男の図でした!
よく濡れたあと合体!ですか? なかなか面白い趣向の人形でした。
さて、また本業のほうが忙しくなりそうなので、少し更新が滞るかもしれませんが、時々覗いて見ていただければと思います。
(このブログは「春画人形の世界」 の一部です)
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つくづく、「表」と「裏」があって、一つの完成形になるんだなァ、と思いますね。
男の手が秘貝をまさぐって、濡れ具合を確かめ・・・、裏が見えるから楽しめる訳ですな。
さて、最近買った本(「明治維新という過ち」)を読み始めましたら、本筋とは関係ないのですが、
「三千世界の烏(からす)を殺し、主(ぬし)と朝寝がしてみたい」という、高杉晋作が唄ったとされる都々逸(どどいつ)が載っていました。
(ネットより)
歌は遊郭の遊女に宛てたもの。「烏が鳴けば私は帰らないといけない。ならば世界の烏を全て殺してでも、お前とゆっくり朝を迎えたいものだ」そんな心境を唄っています。
明日をも知れぬ志士の身、遊郭で戯れても、烏が鳴けば帰らなければいけない。
ならば世界の全ての烏を殺しても、現を忘れて過ごしたい。
なんと狂おしく壮絶な恋の歌でしょう。
元禄人形、ことが終われば・・・・。
投稿: KAION | 2016年7月 1日 (金) 17時22分
そんな壮絶な恋を夢見るも、機会も勇気もなく平々凡々の毎日です。
漫画「味いちもんめ」で、京都の一流料亭の板前の職を捨てて、舞妓さんとの駆け落ちを選んだ「はも切り」名人の話が印象的でした。
身を滅ぼすのは金と女と相場が決まってますが、昨今の芸能界や政界を見ても変わってませんね。
投稿: カズやん | 2016年7月 2日 (土) 10時37分