天理参考館に「中国の風俗人形」展を見に行く
今回はエロ要素0です。
先日、天理大学の博物館、天理参考館に企画展「中国の風俗人形」展を見に行きました。
常設展示は全然知らずに行きましたが、とても見応えがありますね。
民族学博物館と考古学博物館を足して二で割って、コンパクトにした感じで、これでJAF割引で300円はお値打ち!
民博のようなオセアニアのお面群や人形浄瑠璃、エジプトの石棺など古今東西の考古学、民俗学展示がありました。
古いものではなく、近世以降の比較的新しい泥人張が展示されていました。
いまでは見られなくなった、当時の職業や遊びなどの当時の中国風俗が土人形(圓平人形)や黄楊人形で作られていて興味深く、変わったものとしては、インドのヘビ使い人形など面白かったです。
天津泥人張は、一説では日本の博多人形のルーツになったと言われてます。
図録も買いましたが、私が持ってる写真集のような緻密な人形はあまりなかったのが残念でした。
少しはエロチックなもの、色っぽい人形も期待して行きましたが、全くありませんでした(笑)
さすが大学の博物館!
(このブログは「春画人形の世界」 の一部です)
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風俗人形展ですか。私の地元ではこのような展示は、まずないので大変珍しいですね。
最後の図録写真の女性たちの人形は良いですよね。
風俗には当然夜の営みもあるはずなので、その肝心の部分の人形がないのは、少々さみしいですね(笑)
投稿: よっちゃん | 2018年7月25日 (水) 12時52分
よっちゃんさん
コメントありがとうございます。
泥人張は日本の博多人形のルーツで、博多人形にも商売をしている人形など庶民の風俗を扱った人形がありますね。
裏絵人形などもあるので、中国のそれにもあるかもしれませんね。
ちょっと面白い人形を手に入れたので、また紹介します。
投稿: カズやん | 2018年7月25日 (水) 14時56分
カズやん先生へ。
お暑い日が続きますね。
風土民族学の内容ですね。
風俗と言う表題で、低俗なエロフィギュアを期待した私は不謹慎でしょうか?(大学関係の展示でエロさ爆発な展示などあるわけないか・・・)
投稿: 陰毛フィギュア大好き | 2018年8月 4日 (土) 11時02分
陰毛フィギュア大好き さん
私もちょっと期待していたんですが、お硬い内容でした。
先のコメントにも書きましたが、古今東西、性に関する風俗人形もきっとありますから、そいうものを網羅した展示会があるとイイですね!
投稿: カズやん | 2018年8月 4日 (土) 14時13分