フォト

モーション ウィジェット

  • おススメ!
無料ブログはココログ

« カラオケ接待 | トップページ | 人形づくしの旅 »

2018年8月20日 (月)

秘仏公開!

5年ほど前から仕事で丹波市に毎年一回行くのですが、いつも通る篠山市に入ったあたりの道で見かけるこの看板「秘仏公開」の文字が、ず~と気にはなってました。

W3
でも仕事の都合で、早朝、夕方しか通らず、ずっと謎のままでした。

W4
で、今回、ちょっと下調べをして、意を決して突撃することにしました。

昼休みに電話してみます。「すいません。ちょっと遅くなりますが、見学可能ですか?」
普段は4時半には入館締切らしいのですが、「5時には絶対行きますので!」と無理を聞いていただきました。

さて、仕事が終わり、いつもの倍速のスピードで片づけをして、脱兎のごとく目的に向かい、何とか5時前に到着し、無事見学できました。

W11
さて、内容はあまり詳しくは書けませんが、こんなスゴイところが、なぜあまり知られていないのか不思議なぐらいの内容でした。

いわゆるヒンズー教、インドやチベットの原始仏教、聖天、歓喜仏、歓喜天の類がそれこそ大小数百点の展示がありました。

W2
正式にはお寺さんのようですが、以下便宜的に「館」という名称を使わせていただきます。

おそらく、日本が多様な文化に本当に理解のある国なら、この施設は国内有数の性文化史料館になるでしょう。

W8
資料見学には1000円の入館料が必要ですが、見学中、館長?(住職さん)が懇切丁寧に展示物の説明をしてくれます。

W5
説明によると、戦時中の金属供出も免れた数百点の貴重な秘仏だそうです。

W1
関係資料展示には私が集めている春画関係の人形はもちろん、

W9
アジア各国の性関係の資料が所せましと展示されています。

W7
今回遅い時間だったので、一時間ほどでおいとましましたが、その蔵資料量は、しっかり見るには一日たっぷりかかるぐらいのボリュームでした。

W10
いまさらながら5年間も見過ごしていたこと、まだまだ市井に知られていないスゴイものがある、そして、私が集めてるものなど、まだまだヒヨッコみたいなもんなんだな~と実感しました。

(あんまり宣伝してほしくない雰囲気でしたので、詳しいことは書きませんが、興味にある方は探してみてください)

(このブログは「春画人形の世界」 の一部です)

« カラオケ接待 | トップページ | 人形づくしの旅 »

コメント

兵庫県の丹波笹山・・・行ったことはないのですがそこにこんなお寺があったんですね~、密教系の本当の秘仏は圧巻ですね。それに加えて俗に言う秘宝もありますね(笑)
一度行ってみたいです。

街道沿いにある工場みたいなところで、ぱっと見には怪しい以外ありませんが、どうもお寺は他にあるみたいで、ここは資料館のみの建物のような感じのようです。
秘宝館のようにエロ全開ではありませんが、やはり外せない資料(春画など)も展示されてますので、機会がありましたら是非!

カズやん先生へ
穴場スポットを発見されましたね。
宗教関係さんゆえに、こんな事言うと怒られそうですが、秘宝館紹介と混合して下心で見てしまいました。

一応、「ここは秘宝館ではありません」的な貼り紙があったような。資料館としての自負があるのかもしれませんね。
でも収蔵物を網羅した図録とか作ったらなかなかの性文化資料になると思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 秘仏公開!:

« カラオケ接待 | トップページ | 人形づくしの旅 »