立体的な底つき博多人形
このところコレクションの紹介をしてませんが、ちゃんと集めていますよ。
この春画博多人形は、ちょっと大きくて、幅25㎝ほどあります。
男女並列の人形では、裏返したとき、まぐわい方が不自然な表現が多いですが、これは造形的にも破綻がありません。
また珍棒と万子の交接部分でも、よくあるレリーフ状ではなく、ちゃんと珍棒も立体的に作られていて、とても珍しい!
着物の柄なども細かく塗られ、わりと手が込んでいるので、顔の造形などから、戦後間もない頃のものでしょうか?
(このブログは「春画人形の世界」 の一部です)
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カズやん先生へ
確かにリアルな棒と結合部ですね。この作品は戦後間もない頃かもとの事ですが、この手の作品(裏返すと・・・)は、どういう理由で作られたのでしょうか? 確実に一つのカテゴリーになってますものね。
投稿: 陰毛フィギュア大好き | 2018年9月 2日 (日) 08時34分
確かではありませんが、戦後、進駐軍のお土産用に、裏絵の博多人形が作られたと聞いたことがあります。
たまに完品で、裏に紙が貼られた状態のものがオークションに出品されたりしますね。
その後、もっと簡略化されたものが温泉や観光地で売られるようになったのではないでしょうか。
投稿: カズやん | 2018年9月 2日 (日) 21時50分