おばんです。
前から欲しかったモノを入手しました。
これは以前伊豆の「伊豆極楽苑」で見た裸坐像。
シャムかタイ製のものだと思いますが、なんとも言えない艶消しの柔らかそうな肌合いは、他の人形には見ない妖しさ、色っぽさがありました。
その後、タイの立像は何種類か入手できました。
でも長いこと、座像はなかなか見る事がなかったんですが、先日ネットオークションに出ていて、めでたく落札できましたが、今回紹介できるまでの顛末記を書きたいと思います。
以下画像3枚は、ネットオークションの出品時の画像です。
さて、この坐像、よく見ると女陰部分に手が加えられているようです。
これまで何ヵ所かで同じデザインの像を見ましたが、アソコはプックリした無毛の恥丘で(そこがまた魅力のひとつ)、このような女陰が作られ、陰毛まであるものは見たことがありません。しかも造形が雑!おそらく以前の所有者が手を加えたのでしょう。
それはさておき、今回出品者が骨董屋さんで、比較的近い場所だったこともあり、直接受け取りに行きました。(これがそもそもの失敗だったかも?)
品物を受け取り、帰ってから改めて隅々まで見たところ、ガ~ン!首が折れとる!!
出品画像を見ると折れている様子ないし、と言うものの、現地でしっかり確認しなかったし、骨董屋のおっさんが箱に入れるときぶつけてたような気もするし、車で移動中に折れた可能性もあるし・・・
落札後、宅配便で送付してもらってたら、何らかの補償が可能だったかもしれませんが、もうこうなるとどこに責任の所在があるか分からんし、いずれにしてもこの坐像自体は欲しいし、ここは全て私の責任と開き直り、女陰も含め、他の破損部分も修正・補修することにしました。
女陰部分以外でも色のハゲやカスレがあったので、首の折れと一緒に補修。
ハイ!出来ました!俺って天才?


再彩色の際に、描いてあった雑な陰毛も消して、元の無毛恥丘に。
女陰ももっとわたし好みに造形。
これは半分私の手が入ってしまったので、勝手に「タイの裸菩薩坐像」と名付けちゃいましょう!
PS:パソコンの画像を整理していたら、以前ネットオークションに出ていた完品(と思われる)画像がありました。
(このブログは「春画人形の世界」 の一部です)
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