ちょんの間ドールハウス
模型・ミニチュア好きなので、百貨店で開催されていたミニチュア・ドールハウス展を見に行きました。
もう本物そっくりのミニチュア模型と言うか、ドールハウスがたくさん。
関西には何ヵ所かこの手の新地があり、嬢は表に出ず、仲居が呼ぶタイプと、このように昔の赤線のように、嬢自身が「おいでおいで」するタイプがありますが、その雄である大阪 T田新地を作ったものでしょう。
建物の風情から、新地内に残っている元遊郭後を居酒屋にした「百番」を参考に作られたものだと思います。
ツイッターのコメントにもありましたが、よくぞこんなものを百貨店が展示を許したものだと思いますが、他のドールハウス同様、消えゆく昭和の風景ととらえれば、立派な文化遺産の造型とも思えます。
ついでなんで、私が作った新地の人形も貼っておきます。
(このブログは「春画人形の世界」 の一部です)
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※「玄関には嬢のほかに、やり手ババアもしっかり鎮座」
この製作者は、カズやんさんの作品をパクッてますね(絶対)。
それにしてもミニチュアのドールハウス、レベルが高いですね。
投稿: ななめ30° | 2019年8月26日 (月) 20時12分
ななめ30°さん
ありがたいお言葉ですが、よくあるモチーフですし、これだけのドールハウスを作るのは1~2年かかるでしょうから。
でも作者は絶対、新地に行ったことありますね(笑)
ちゃんと部屋の前でスリッパを脱いでるところがありましたからw
投稿: カズやん | 2019年8月26日 (月) 20時56分
以前、洋風のかなり本格的なドールハウス展を見たことがあるのですが、和風というか日本のはなくて、これはイイですね。
駄菓子屋やパチンコ店も街の喧騒も聞こえてくるようです。
遊郭の建物は、ケバサと堂々としたものが入り混じった独特のものがいいです。
建物から、いろいろな妄想がかき立てられます。
投稿: KAION | 2019年8月27日 (火) 07時42分
KAIONさん
従来の西洋風ドールハウスの展示もありましたが、やっぱりノスラルジックな日本の昭和の風景を再現したジオラマに目が行ってしまいますね。
山本高樹さんのように遊郭や赤線地帯などのドールハウスやジオラマはどんどん作って、残して欲しいです。
投稿: カズやん | 2019年8月27日 (火) 09時36分
カズやん先生へ
この作品は「情景師 荒木智さん」の作品ではないですよね?
看板、ポスターなどの印刷物などのミニュチュワは現在のデジタルコピーが発達したからこそ可能になったのですが、恐ろしくリアルなんですよね。
投稿: 陰毛フギュア大好き | 2019年8月28日 (水) 14時20分
陰毛フギュア大好きさん
情景師アラーキーさんの作品ではなかったですが、どれもリアルなドールハウスというかミニチュア模型でしたね。
自動販売機のミニチュアとか身近なものがひとつあるだけで、スパーカブとか引き立ちますね。
投稿: カズやん | 2019年8月28日 (水) 15時32分