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2024年6月29日 (土)

春画人形 木曽義仲と巴御前

やっと我が元にやってきました。木曾(源)義仲と巴御前の春画人形。

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2年前の京都アンティークフェアに訪れたとき、いつもの業者のブースでこれを初めて見ました。
これまで見たことのない男女の甲冑姿の春画人形。

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ちょうどNHK大河で「鎌倉殿の13人」が放映されているころで、ピン!ときました。

共箱には「笹りんどう」と「三つ巴」の家紋。

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共箱の蓋の裏にも「木曽義仲」と「巴御前」の文字が。

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店員に値段を聞くと「珍しいものなので、売り物じゃないです」と。
その時はあきらめたのですが、欲しいな~と言う気持ちはありました。
後に、大阪の骨董市に行くと、同じ業者でこれがあるので尋ねると売ってくれるようですが結構な値段が。
その後、何回かまだ売れていないのを確認しながら、昨日、もう一度値段を聞いてみると、ちょっと無理すると手が届きそうな値段の提示があり、思い切って購入しました。持ってい行った現金ぎりぎりの金額でした(笑)
と言うわけで、2年越しの愛しい春画人形をついに入手することが出来ました。

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木曾(源)義仲は、源頼朝の従兄弟で、のちに頼朝に討たれます。

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巴御前は義仲の愛妾で、色白の美人でありながら、戦にも出る強者でした。いまならオタク好きのキャラクターになりそうですね。

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薄い経験では、あまりモデルのいない気がする春画人形で、ここまでモデルがはっきりしていて、しかも甲冑姿など、ほかに無いような気がします。

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と言う意味では、値段的には高額でしたが、良いものを入手できたと満足しています。

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共箱の蓋の裏には画像のように書かれていました。斜め読みですが、義仲と巴の最後の契りが書かれているのでは?と思います。

(このブログは「春画人形の世界」 の一部です)

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