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2024年8月30日 (金)

現代(いま)風 春画人形 第二弾!

すっかり本業がヒマになってしまい、おまけに今年の酷暑のせいで、何もやる気が起きない今年の夏ですが、それではイカン!ということで、現代風春画人形の第二弾を手掛けることにしました。

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だいたいの案は、ずいぶん前に簡単なスケッチをしていました。

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小振りの春画人形によくある、男女並びか向かい合わせで、見えるところは着物を着ていて、裏返すと〇〇しているという、よく見るデザインです。

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横並びで、どうやって〇〇できるんだ!?という解剖学的・物理学的な違和感あるものの、昔は男女とも着物なので、裾の下は丸裸にはそれほど違和感はありません。

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さて今回、現代風ということで、いろんな男女の組み合わせを考えましたが、やっぱり初々しい男女の学生が良いなと言うことで、詰襟制服とセーラー服の組み合わせで作ることにしました。

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前に作っていた四十八手人形と違って、男女を分離する必要はないので、カタマリとして作っても良いのですが、プロポーション的な違和感が出ないよう、針金で骨組みを作って組み合わせて作っていくことにしました。

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まあ、従来の春画人形でも向かい合わせのスタイルは、合体姿をあまり無理なく表現されています。

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作り方はいつのと一緒で、粘土の盛り削りとヤスリ掛けだけです。

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彩色はこれまたいつものアクリル絵具ですが、リキテックスだと服に艶が出てしまうので、今回はガッシュを使用。

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今回悩んだのは、裏返し部分で、先に書いたように和装ならあまり問題なく女学生もスカートなので着物の裾と同じですが、男子学生のズボンをどうするか?足首まで脱がして尻丸出しにするか?それとも表面状は履いてるように見えるが、裏返すとすっぽんぽん?

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結局、世界の窓を開けて、一物だけを出しているという、至極当たり前のスタイルにしました(笑)

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いつものように早く完成させたいので、仕上げは雑です。

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反省点としては、女子はセーラー服ではなく、今どきのブレザーにチェック柄のスカートだと、もう少し彩色で現代感がもっと出せたかな?というところですかね?

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まあ、私の青春時代にはなかった夢の光景ということで、「純情異性交遊」と名付けました(笑)

参考ブログ:現代(いま)風 春画人形を作るぞ

(このブログは「春画人形の世界」 の一部です)

2024年8月17日 (土)

知人の杞憂 その後

例の日記のあと、知人がS新地とI新地の馴染みに会いに行った結果ですが、全く何事もなかったように接しられたそうです(笑)

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嬢に「テレビ見ましたよ!」と言われたらどうしょう?と言われたときのシミュレーションが杞憂だったようです。

ただ、奥さんと近所の〇亀製麺に行った時、全く知らないお爺さんから「テレビに出てた人やね?」と声をかけられたそうで、やっぱり見てるのはジジババだけだったようです。

(このブログは「春画人形の世界」 の一部です)

2024年8月 5日 (月)

上品な乳房の人形

今年の夏は暑いですね!私の住んでいる京都府南部、工房のある大阪北東部は連日体温越え、40度にせまる暑さが続いています。

さて、昨日8月4日の日曜日、奈良市在住の兄に用事がって、そのついでに平城宮跡歴史公園にある「平城宮いざない館」で現在開催中の「万葉挽歌(レクイエム)」展を見に行きました。

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駐車場に車を停め、横目で朱雀門を見ながらいざない館に行く数十メートルを歩くのも暑い!

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この「平城宮いざない館」、なんと無料の施設!
一歩入ると、広く冷房の効いた館内は平城宮の成り立ちや遺構の解説や展示があります。

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ま、そちらはまたの機会にゆっくり見るとして、今回は企画展の人形展「万葉挽歌(レクイエム)」を見に展示室へ。

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人形の作者は永瀬卓氏。解説では中学の美術の先生だったそうですが定年後、独学で制作したものとか!

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展示は(おそらく)万葉集の歌とその人形がレイアウトされていると思うのですが、全く知識がありませんが、額田王や倭女王(卑弥呼?)など見たことのある名前も。

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万葉集の歌だけではなく古事記に記されている天岩戸に隠れた天照大神を誘い出す乳房をあらわにするアマノウズメノミコトも!

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ただその人形はとても美しく気品があり、私のような知識の無い人間も天平時代や神話の世界に引き込まれます。

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なんて言うか、制作された方がどのような方なのかは存じませんが、私みたいな下世話な人間が作るとどうも下品になりますが、上品な乳房ですよね~。

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まあ、今年のNHK大河「光る君へ」でも思いますが、歴史や古典、古事記や万葉集や古今和歌集などに明るい人はよりドラマや展示を楽しめるんでしょうね。

(このブログは「春画人形の世界」 の一部です)

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