現代(いま)風 春画人形 第二弾!
すっかり本業がヒマになってしまい、おまけに今年の酷暑のせいで、何もやる気が起きない今年の夏ですが、それではイカン!ということで、現代風春画人形の第二弾を手掛けることにしました。
小振りの春画人形によくある、男女並びか向かい合わせで、見えるところは着物を着ていて、裏返すと〇〇しているという、よく見るデザインです。
横並びで、どうやって〇〇できるんだ!?という解剖学的・物理学的な違和感あるものの、昔は男女とも着物なので、裾の下は丸裸にはそれほど違和感はありません。
さて今回、現代風ということで、いろんな男女の組み合わせを考えましたが、やっぱり初々しい男女の学生が良いなと言うことで、詰襟制服とセーラー服の組み合わせで作ることにしました。
前に作っていた四十八手人形と違って、男女を分離する必要はないので、カタマリとして作っても良いのですが、プロポーション的な違和感が出ないよう、針金で骨組みを作って組み合わせて作っていくことにしました。
まあ、従来の春画人形でも向かい合わせのスタイルは、合体姿をあまり無理なく表現されています。
作り方はいつのと一緒で、粘土の盛り削りとヤスリ掛けだけです。
彩色はこれまたいつものアクリル絵具ですが、リキテックスだと服に艶が出てしまうので、今回はガッシュを使用。
今回悩んだのは、裏返し部分で、先に書いたように和装ならあまり問題なく女学生もスカートなので着物の裾と同じですが、男子学生のズボンをどうするか?足首まで脱がして尻丸出しにするか?それとも表面状は履いてるように見えるが、裏返すとすっぽんぽん?
結局、世界の窓を開けて、一物だけを出しているという、至極当たり前のスタイルにしました(笑)
反省点としては、女子はセーラー服ではなく、今どきのブレザーにチェック柄のスカートだと、もう少し彩色で現代感がもっと出せたかな?というところですかね?
まあ、私の青春時代にはなかった夢の光景ということで、「純情異性交遊」と名付けました(笑)
参考ブログ:現代(いま)風 春画人形を作るぞ
(このブログは「春画人形の世界」 の一部です)
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