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2024年10月19日 (土)

ソフビ春画人形?

ソフトビニールの人形と言うと、私の世代では子供のころに買った怪獣の人形です。
当時、80円~100円ぐらいでオモチャ屋で売っていた、テレビで見る怪獣とは似ても似つかない代物ながら買っていました。
まあ、その「似ても似つかない」が、後のガレージキットなどがリアルなフィギュアを産み出す原動力にもなったわけですが、ここに来て、往年のチープなソフビ人形をほうふつとさせるような、新興ソフビメーカーが林立していて結構賑わっているようです。
それこそ怪獣やウルトラマンなど有名どころから、オリジナルの妖怪や宇宙生物など、作家のオリジナルの商品がイベントで飛ぶように売れて、なななら高額で転売されていいるようです。
まあ、私は全く興味が無かったので横目で見てるだけでしたが、最近ちょっと気になるソフビ人形を見かけたので、入手しました。

ピンクトイズ製 官能ソフビ

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これも現代風春画人形と言っても良いのはないでしょうか。

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コンセプトとしては、往年の秘宝館のお土産もの売り場にありそうなグッズだそうです。(間違ってらごめんなさい)

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いや、ほどよくチープで、いかにも売ってったぽくて良いですね。

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リアルなものばかりが正義じゃないとよく分かります。

流行は繰り返すではありませんが、一方に振り切ると、他方に振り切る時がまた来るということでしょうね。

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2024年9月26日 (木)

タイの裸像

以前より少しづつ集めているタイの裸像。

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今回ネットオークションに3体まとめて出品されていて、無事落札できました。

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立像2体に座像が一体。破損が少なくほぼほぼ完品状態。

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また新しいものは、破損予防に柔らかい樹脂製に変わってきていましたが、これは全て素焼きの陶器製でした。

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このタイの裸像、秘宝館に展示されているものを見たのが最初ですが、KAIONさんのご厚意で一体入手してから、その柔らかそうな肌触りやワレメの表現に惚れてしまい、コレクションが始まりました。

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いろんな座像にもいろんなバリエーションがあるようで、見つけるたびに集めています。

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関連ブログ

念願のタイの裸菩薩坐像入手顛末記 

アジアンなセクシー人形 

追記(2024年9月30日)

65才北村さんのご要望でお尻の画像も!

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お尻はワレメほど力が入ってないようですね(笑)


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2024年8月30日 (金)

現代(いま)風 春画人形 第二弾!

すっかり本業がヒマになってしまい、おまけに今年の酷暑のせいで、何もやる気が起きない今年の夏ですが、それではイカン!ということで、現代風春画人形の第二弾を手掛けることにしました。

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だいたいの案は、ずいぶん前に簡単なスケッチをしていました。

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小振りの春画人形によくある、男女並びか向かい合わせで、見えるところは着物を着ていて、裏返すと〇〇しているという、よく見るデザインです。

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横並びで、どうやって〇〇できるんだ!?という解剖学的・物理学的な違和感あるものの、昔は男女とも着物なので、裾の下は丸裸にはそれほど違和感はありません。

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さて今回、現代風ということで、いろんな男女の組み合わせを考えましたが、やっぱり初々しい男女の学生が良いなと言うことで、詰襟制服とセーラー服の組み合わせで作ることにしました。

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前に作っていた四十八手人形と違って、男女を分離する必要はないので、カタマリとして作っても良いのですが、プロポーション的な違和感が出ないよう、針金で骨組みを作って組み合わせて作っていくことにしました。

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まあ、従来の春画人形でも向かい合わせのスタイルは、合体姿をあまり無理なく表現されています。

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作り方はいつのと一緒で、粘土の盛り削りとヤスリ掛けだけです。

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彩色はこれまたいつものアクリル絵具ですが、リキテックスだと服に艶が出てしまうので、今回はガッシュを使用。

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今回悩んだのは、裏返し部分で、先に書いたように和装ならあまり問題なく女学生もスカートなので着物の裾と同じですが、男子学生のズボンをどうするか?足首まで脱がして尻丸出しにするか?それとも表面状は履いてるように見えるが、裏返すとすっぽんぽん?

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結局、世界の窓を開けて、一物だけを出しているという、至極当たり前のスタイルにしました(笑)

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いつものように早く完成させたいので、仕上げは雑です。

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反省点としては、女子はセーラー服ではなく、今どきのブレザーにチェック柄のスカートだと、もう少し彩色で現代感がもっと出せたかな?というところですかね?

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まあ、私の青春時代にはなかった夢の光景ということで、「純情異性交遊」と名付けました(笑)

参考ブログ:現代(いま)風 春画人形を作るぞ

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2024年7月22日 (月)

春画人形 入れ直す

先日あることで仕事場に飾ってあった春画人形を片付けましたが、その用事が終わりましたのでまた入れ直しました。

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片付けるときは時間がせまってたので、2日ほどでぱぱっと行いましたが、再度飾り直すとなると、ちょっと整理するものは整理しようと思い、一ヶ月ほどかかってしまいました。

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ずいぶん飾るものを減らしたつもりでしたが、やっぱりゴチャゴチャ(笑)

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全く変わり映えしていません・・・(汗)

関連日記:春画人形を片付ける 

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2024年6月29日 (土)

春画人形 木曽義仲と巴御前

やっと我が元にやってきました。木曾(源)義仲と巴御前の春画人形。

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2年前の京都アンティークフェアに訪れたとき、いつもの業者のブースでこれを初めて見ました。
これまで見たことのない男女の甲冑姿の春画人形。

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ちょうどNHK大河で「鎌倉殿の13人」が放映されているころで、ピン!ときました。

共箱には「笹りんどう」と「三つ巴」の家紋。

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共箱の蓋の裏にも「木曽義仲」と「巴御前」の文字が。

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店員に値段を聞くと「珍しいものなので、売り物じゃないです」と。
その時はあきらめたのですが、欲しいな~と言う気持ちはありました。
後に、大阪の骨董市に行くと、同じ業者でこれがあるので尋ねると売ってくれるようですが結構な値段が。
その後、何回かまだ売れていないのを確認しながら、昨日、もう一度値段を聞いてみると、ちょっと無理すると手が届きそうな値段の提示があり、思い切って購入しました。持ってい行った現金ぎりぎりの金額でした(笑)
と言うわけで、2年越しの愛しい春画人形をついに入手することが出来ました。

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木曾(源)義仲は、源頼朝の従兄弟で、のちに頼朝に討たれます。

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巴御前は義仲の愛妾で、色白の美人でありながら、戦にも出る強者でした。いまならオタク好きのキャラクターになりそうですね。

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薄い経験では、あまりモデルのいない気がする春画人形で、ここまでモデルがはっきりしていて、しかも甲冑姿など、ほかに無いような気がします。

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と言う意味では、値段的には高額でしたが、良いものを入手できたと満足しています。

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共箱の蓋の裏には画像のように書かれていました。斜め読みですが、義仲と巴の最後の契りが書かれているのでは?と思います。

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2024年6月21日 (金)

春画人形を片付ける

ある事情があって、仕事場に飾ってある春画人形を片付けることになりました。

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一時的なことなんですが、これがなかなか大変な作業でした。

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あ~本業がヒマで良かった(笑)

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2024年5月29日 (水)

文七さんの人形 お迎え

さて先日行った文七さんの個展で初日に購入した人形。個展開催中は展示継続でしたが5月26日に終了に終了しましたので、今日取りに行きました。(本当は28日に行くつもりでしたが、すごい大雨でしたので延期)

購入したのはヴィーナスと緊縛人形

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大きさは1/3スケールで、仕事場に持って帰ってくると大きい!存在感!

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どちらも熟々に熟した熟女の肉体!

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独特の顔の造形なので、お会いした時に失礼ながら「八代亜紀のファンですか?」とお尋ねしましたが、全然知らないポルノ女優のお名前をおっしゃられました(笑)

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でも、こういう有名な絵画の女性をそっくりに作るのではなく、自分なりの女性像で再構築するのも面白いですね。
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緊縛人形は球体関節になっていて可動らしいですが、この状態から縄を解く勇気はありませんので、このままにしておきます。

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個展では緊縛人形も購入するさいにどれにしようか迷ったくらいです数多くありました。

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文七さんによると、SM雑誌のグラビアを表現したそうですが、たしかに現在のなんかどう縛るんだろう?と思うようなアクロバティックな緊縛ではなく、私が好きだったころの1980年代の質素な縛りに、羞恥心にゆがんだ表情を表現しているな~と思いました。

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やっぱり自分の好きなものを形にするっていいですね!

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2024年5月15日 (水)

文七(よっちゃん)さんの個展に行く

このブログでもコメントや作品を紹介いただいた、よっちゃん(文七)さんが、創作球体関節人形の個展をされると知り、昨日行ってきました。

場所は京都のギャラリーソラトさん。(ブログ

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以前にもお邪魔したことがあり、前回は場所がどこか分からず周辺をウロチョロしましたが、今回は2回目なので大丈夫でした(笑)

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開催初日でしたので、ちょうど文七さんも在廊されていてご挨拶できました。

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ブログやツイッター(X)で作品は見ていましたが、実際に見るととても生々しく、妖艶で迫力がありました。

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大きさも1/3スケールだそうで大きかったです。

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作品はすべて購入可能で、リーズナブルなお値段でしたので、2点購入しました。

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会期は今月26日までですの、ご興味にあるかたは是非。

さてせっかく京都に来たので、リニューアル後行ってなかった模型店 ボークスに寄りました。

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前は1階・2階の2フロアでしたが、1階が広くなりワンフロアになっていました。

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最近、プラモデルは近くのホームセンターか家電量販店でくらいしか見てませんでしたが、さすが専門店にはいろいろ置いてありますね。(当たり前)

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2024年4月25日 (木)

湯浴み美人と針供養の博多人形

ネットオークションでとても艶っぽい、古い博多人形を入手しました。

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手桶の水で肌を拭く女性。

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片胸の乳首が露わになっているのはもちろんエロチックですが、肌にぴったりと張り付き、身体の曲線が見事に表現された着物(長襦袢?)も表現は他に見たことがないくらい魅力的です。

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お顔も大原麗子似で、美人度も私の持っている人形のなかでも上位です。

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入手時かなり汚れいましたので、消しゴムを使って少しきれいにしました。

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また破損や紛失していた櫛や簪の先なども作り直しました。

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作家名が無いのが残念ですが、私が持ってる博多人形の中でも色っぽさはナンバー1かも。

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高さ約22㎝。

もう一点、とてもチャーミングな、古い博多人形も入手しました。

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古い博多人形では、浮世絵やその当時に人気画家の絵をモチーフにしたと思われるものがありますが、これは大正期に活躍した女流画家 木谷(吉岡)千種(きたに(よしおか) ちぐさ)の「針供養」をモチーフにした人形だと思われます。

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細かい着物の柄までしっかり描かれています。

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糸巻き糸もきれいに残っています。

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高さ18㎝。

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チャーミングなお顔。

こちらは同じモチーフで春画人形もあります。

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少し小さく、造形や彩色の出来がやや落ちますね。

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2024年4月 1日 (月)

大道芸術館 初訪問

3月28日、東京 墨田区向島に2022年10月にオープンした「大道芸術館」に行ってきました。

大道芸術館は都築響一氏の秘宝コレクション、アウトサイダーアートなどを常設展示するために料亭を改装してできた大人の博物館?美術館?です。
その時の日記にも書きましたが、実はこちらでは私の春画人形を展示してもらっています。

行こう行こうと思いながら時間が過ぎましたが、今回は福島に行く仕事ができたので、この機会に訪問することにしました。

福島での仕事の前日に宿を浅草に取り、まず浅草見物。

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その後あづま橋で隅田川を渡りウンコのオブジェとスカイツリーを見ながらてくてく向島に。

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30分ほど歩いて大道芸術館に到着。

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1年半訪問できなかった不義理にもかかわらず、スタッフの皆様に暖かく迎えていただきました。

まずは1階のカラオケルームで富豪が残したセクシーな蝋人形と名物女将が館のコンセプトの説明をレトロな映像とともに説明。

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3階には伊勢 鳥羽の国際秘宝館に展示されていた近未来をコンセプトにしたオブジェ。

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そして2階はバーになっていてオリエント工業のキュートなラブドールたちと一緒にお酒が飲めます。(私も一緒に記念写真)

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当日はイベントもあって、たくさんのお客さん(意外とアベックや女性が多い!)が来店されてました。

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で、私の人形たちはどこにあるかと言うと、バーの向かいにあり、うっかりすると見落としそうですが、女将やスタッフさんが手に取ってこっそり裏側を見せてくれるサービスもあるそうです。

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一年半ぶりに再会した人形たち。きれいに飾っていただき、たくさんの人に見ていただいて喜んでいるようでした。

階段やトイレの壁など意外なところに意外なアーティストの作品があったり、知れば知るほど楽しいです。

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都築氏が残してくれなかったら、消えてしまっていたオブジェやアートとちを楽しめる大人の空間でした。

大道芸術館HP 

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とても楽しいひとときでした。スタッフのみなさま、ありがとうございました!


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