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2024年10月28日 (月)

カラクリ春画人形を作るぞ

子供のころから工作や絵を描くのが好きで、紆余曲折ありながら今は曲がりなりにもそれを本業にしてます。
ここで作っているエッチな自作の人形も本業の延長で粘土で作ることが多く、止め絵的な彫刻・塑像表現が自然と多くなります。
しかし子供のときはモーターやシャフト、プーリーやギアなどを使って動く模型や工作も好きでした。
それをふと思い出し、春画人形も可動するものが作れるのではないか??と思ったのが今回の始まりでした。
まあ、よく考えると(よく考えなくても)、男女がまぐわっている時の運動と言えば、前後か上下のピストン運動だけです。
大人のオモチャ屋で売ってるような「カクカク人形」も基本それですね(笑)
「もしかしたら簡単に作れるかも?」って、なんか急に子供の頃の工作意欲が湧いて、ネットでカラクリ工作のページや近所のブックオフで工作の本なども見て、上下運動のカラクリを理解しました。

作るのは、みんな大好き「騎乗位(女性上位)」で。

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最初はモーター駆動でと思い、タミヤの工作セットのクランクギアを取り寄せましたが、ギア比率など、一度設定してしまうと変えられないのが、なんか邪魔くさいので放置。(コントローラーを入れればいいんですが)

またセリアで売ってたドール素体でシミュレーションしましたが・・・無駄でしたw(可動域が)

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結局、実際に粘土で作っていって、その時その時で臨機応変に対処していきます。
まずは最初の一歩で、簡単な手回しで作ろうと、簡単な設計図(スケッチ?)。

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カラクリの機構としては、カラクリとも言えない単純な、手回しの回転軸に上下の機構を作って、チンチンの先から出る軸で、女性を上下させます。

女性の足低を固定して、可動部分は膝関節のみにしました。
当初は、肘も可動にしないと、お乳も揺れる方が良いな!髪の毛もドールヘアーを使って揺らそう!おっさんの頭も連動するとか色々思い、材料も買いましたが、技術も時間も追いつかず、まずは膝の可動だけで完成を目指しました。

さて、問題の膝の可動ですが、球体関節などのように一軸性可動にこだわると色々制約が出そうなので、太腿と下腿の間は紐でつないだだけの、ぶらんぶらんの状態にしました。

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また完成時の外観から、関節部分は薄いゴム(指サック)でつなぎました。

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後は、いつもの粘土製の人形を作る要領で、男女とも作っていきました。(今回、いつもにも増して雑なのは、試作の気持ちで、ファンドを使わずフォルモも使ったせいですw)

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スケールはちょっと大きく10分の1です。

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まあ、手回しの軸のクランクの高さなどは、現場合わせで、たまたま上手いこといった感じもありますが、まあまあ思った感じには出来ました。
何度も書くように今回は完成度よりも可能性重視で制作。

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関節を覆う素材(耐久性も含め)や、カラクリに必要な素材(工作商品など)も増えると良いですね。

こちらGIF動画。クリックしてご覧ください。

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こちらに長い目の動画があります。(音声注意w)

ただ、こんな簡単なカラクリ(とも言えない)の春画人形が今まで無かったはずもなく、おそらく誰も知らない、名人の作った好事家のみのコレクションしている逸品が人知れずあるんだろうな、と思いました。

(このブログは「春画人形の世界」 の一部です)


2024年8月30日 (金)

現代(いま)風 春画人形 第二弾!

すっかり本業がヒマになってしまい、おまけに今年の酷暑のせいで、何もやる気が起きない今年の夏ですが、それではイカン!ということで、現代風春画人形の第二弾を手掛けることにしました。

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だいたいの案は、ずいぶん前に簡単なスケッチをしていました。

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小振りの春画人形によくある、男女並びか向かい合わせで、見えるところは着物を着ていて、裏返すと〇〇しているという、よく見るデザインです。

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横並びで、どうやって〇〇できるんだ!?という解剖学的・物理学的な違和感あるものの、昔は男女とも着物なので、裾の下は丸裸にはそれほど違和感はありません。

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さて今回、現代風ということで、いろんな男女の組み合わせを考えましたが、やっぱり初々しい男女の学生が良いなと言うことで、詰襟制服とセーラー服の組み合わせで作ることにしました。

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前に作っていた四十八手人形と違って、男女を分離する必要はないので、カタマリとして作っても良いのですが、プロポーション的な違和感が出ないよう、針金で骨組みを作って組み合わせて作っていくことにしました。

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まあ、従来の春画人形でも向かい合わせのスタイルは、合体姿をあまり無理なく表現されています。

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作り方はいつのと一緒で、粘土の盛り削りとヤスリ掛けだけです。

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彩色はこれまたいつものアクリル絵具ですが、リキテックスだと服に艶が出てしまうので、今回はガッシュを使用。

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今回悩んだのは、裏返し部分で、先に書いたように和装ならあまり問題なく女学生もスカートなので着物の裾と同じですが、男子学生のズボンをどうするか?足首まで脱がして尻丸出しにするか?それとも表面状は履いてるように見えるが、裏返すとすっぽんぽん?

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結局、世界の窓を開けて、一物だけを出しているという、至極当たり前のスタイルにしました(笑)

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いつものように早く完成させたいので、仕上げは雑です。

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反省点としては、女子はセーラー服ではなく、今どきのブレザーにチェック柄のスカートだと、もう少し彩色で現代感がもっと出せたかな?というところですかね?

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まあ、私の青春時代にはなかった夢の光景ということで、「純情異性交遊」と名付けました(笑)

参考ブログ:現代(いま)風 春画人形を作るぞ

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2024年6月29日 (土)

春画人形 木曽義仲と巴御前

やっと我が元にやってきました。木曾(源)義仲と巴御前の春画人形。

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2年前の京都アンティークフェアに訪れたとき、いつもの業者のブースでこれを初めて見ました。
これまで見たことのない男女の甲冑姿の春画人形。

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ちょうどNHK大河で「鎌倉殿の13人」が放映されているころで、ピン!ときました。

共箱には「笹りんどう」と「三つ巴」の家紋。

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共箱の蓋の裏にも「木曽義仲」と「巴御前」の文字が。

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店員に値段を聞くと「珍しいものなので、売り物じゃないです」と。
その時はあきらめたのですが、欲しいな~と言う気持ちはありました。
後に、大阪の骨董市に行くと、同じ業者でこれがあるので尋ねると売ってくれるようですが結構な値段が。
その後、何回かまだ売れていないのを確認しながら、昨日、もう一度値段を聞いてみると、ちょっと無理すると手が届きそうな値段の提示があり、思い切って購入しました。持ってい行った現金ぎりぎりの金額でした(笑)
と言うわけで、2年越しの愛しい春画人形をついに入手することが出来ました。

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木曾(源)義仲は、源頼朝の従兄弟で、のちに頼朝に討たれます。

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巴御前は義仲の愛妾で、色白の美人でありながら、戦にも出る強者でした。いまならオタク好きのキャラクターになりそうですね。

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薄い経験では、あまりモデルのいない気がする春画人形で、ここまでモデルがはっきりしていて、しかも甲冑姿など、ほかに無いような気がします。

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と言う意味では、値段的には高額でしたが、良いものを入手できたと満足しています。

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共箱の蓋の裏には画像のように書かれていました。斜め読みですが、義仲と巴の最後の契りが書かれているのでは?と思います。

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2024年4月 1日 (月)

大道芸術館 初訪問

3月28日、東京 墨田区向島に2022年10月にオープンした「大道芸術館」に行ってきました。

大道芸術館は都築響一氏の秘宝コレクション、アウトサイダーアートなどを常設展示するために料亭を改装してできた大人の博物館?美術館?です。
その時の日記にも書きましたが、実はこちらでは私の春画人形を展示してもらっています。

行こう行こうと思いながら時間が過ぎましたが、今回は福島に行く仕事ができたので、この機会に訪問することにしました。

福島での仕事の前日に宿を浅草に取り、まず浅草見物。

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その後あづま橋で隅田川を渡りウンコのオブジェとスカイツリーを見ながらてくてく向島に。

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30分ほど歩いて大道芸術館に到着。

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1年半訪問できなかった不義理にもかかわらず、スタッフの皆様に暖かく迎えていただきました。

まずは1階のカラオケルームで富豪が残したセクシーな蝋人形と名物女将が館のコンセプトの説明をレトロな映像とともに説明。

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3階には伊勢 鳥羽の国際秘宝館に展示されていた近未来をコンセプトにしたオブジェ。

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そして2階はバーになっていてオリエント工業のキュートなラブドールたちと一緒にお酒が飲めます。(私も一緒に記念写真)

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当日はイベントもあって、たくさんのお客さん(意外とアベックや女性が多い!)が来店されてました。

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で、私の人形たちはどこにあるかと言うと、バーの向かいにあり、うっかりすると見落としそうですが、女将やスタッフさんが手に取ってこっそり裏側を見せてくれるサービスもあるそうです。

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一年半ぶりに再会した人形たち。きれいに飾っていただき、たくさんの人に見ていただいて喜んでいるようでした。

階段やトイレの壁など意外なところに意外なアーティストの作品があったり、知れば知るほど楽しいです。

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都築氏が残してくれなかったら、消えてしまっていたオブジェやアートとちを楽しめる大人の空間でした。

大道芸術館HP 

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とても楽しいひとときでした。スタッフのみなさま、ありがとうございました!


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2024年3月17日 (日)

謎の人形の正体

特需が終わって本業がヒマになったんですが、作ることしか趣味が無いので、前に入手した謎の艶人形を修理することにしました。

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江戸時代風の男女裸の土人形で、前の持ち主(?)が折れた腕をボンドでくっつけたと思いますが、ボンドが垂れてたり、ずれてたりして雑です(笑)

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また裸のわりに局部の作りも甘く、なによりも組み合わせたときにいまいち様(さま)にならない謎の人形でした。

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さて修理と言っても手持ちの道具で、雑な直し部分に粘土を盛ってヤスリをかけて色を塗るだけです。
2日ほどで修理完了。

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ついでに男のちんぽを大きく作り直し、女性の乳首に色を乗せ、ワレメや陰毛も描きました。

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ところで、そもそもどういう人形だったんでしょう?

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対の人形なのは間違いないと思いますが、裸もままではいまいちポーズが決まらないし…

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想像するに、裸体の作りが簡略化されていることや、もしかするともともと腕が折れていた(分離)可能性もあるので、布の着物を着せていたのかもしれませんね。(着物を着せやすいように関節部分が布でつながれている)

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そう思って、以前訪れた愛知県高浜市にある吉浜人形店「紫峰人形美術館」のブログの写真を確認したところ・・・ありましたがな!同じのが!

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江戸風俗ジオラマにあった盲目の按摩さんと遊女さんの人形!

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この写真の人形かどうかは分かりませんが、同じ種類の人形が、紆余曲折を経て、着物が紛失し、腕を下手糞に接着されたものがネットオークションに出され、わが手に届いたのでしょうかね。

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2024年3月 5日 (火)

現代(いま)風 春画人形を作るぞ

このブログをご覧の方ならご存じかと思いますが、10年ほど前から春画人形を収集しています。
お多福やおかめの人形の裏(底)が裸になっていて、裏返すと女性器が見える縁起物、笑いものは割と昔(明治時代?)からあったようですが、博多人形の名品の裏側に隠し絵のように男女の交接や女性器を作るようになったのは、戦後の占領軍のお土産として作られた頃だと聞いています。

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(画像は京都 千本釈迦堂のおかめ人形)

ま、それでも70年の歴史があるわけですが、私は実際に観光地や温泉地の売店で売られているのは見たことがありませんので、少なくとも30年前ほどにはすでに作られなくなったものだと思います。(とは言うものの、いまでも店主に聞くと、奥から売れ残りみたのが出てくることはたまにあります)

前置きが長くなりましたが、収集を始めてから、この春画人形の現代版を作ってみたら面白いだろうなとぼんやり思っていました。
集めているものの多くは髷を結ったり、着物を着たり、時代的には江戸時代かせいぜい明治時代の男女像です。
まれに洋装の男女や、夢二風の長髪の女性像の春画人形もありますが、まあ大正時代どまりでしょうか(笑)

と言うわけで頭の片隅にずっと現代風の春画人形像を思い続けていて、今回ちょっと時間ができたので、いちど形にしてみることにしました。

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まずは先達たちに敬意を表して、と言うかあまり違うものを作るとただのエッチな人形になってしまう恐れもあるので、よくある炬燵美人の様式を真似て、令和の電気コタツ女学生で作ってみることにしました。
まずは簡単なスケッチを描きます。

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シチュエーションは「コタツでスマホのエッチな動画を見て自分で慰めているうちに暖かくてウトウトして寝てしまった女子高生」

作り方はいつもの石粉粘土製。アクリル絵具彩色です。

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一応やぐらコタツなので、コタツの脚やヒーターも作りました。(電源コードは作っていません 汗)

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構造としては従来の炬燵春画人形よりも複雑になってしまいました。

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スマホはエクス〇リア?

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コタツの必需品のみかん。

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ちょっと昭和っぽい柄のこたつ布団。

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裏返すと・・・

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パンティーはいずこに?

作ってみて思ったのは、やはり先達の人形師たちの腕はさすが!ということ、彩色も見事!と言うことでした。
今回なるべく簡単な布団柄を選んだつもりでしたが、けっこう大変でした。
こんなものを量産していたんですね!

さて、比較に倉庫から同じような炬燵美人の春画人形を探してみたところ、思ってた以上にそっくりの人形が出てきてビックリしました!どっか頭の片隅にこのデザインが残っていたんでしょうね。

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ところで昔の炬燵はどういう構造だったんでしょう?天板無いし。

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実はこれを型取りして量産しようと分割も考えて作ったんですが、彩色に時間がかかるのと、果たして欲しい人がいるのか分からないため、今は未定です。
でもなかなか面白かったので、いろいろ違う形で現代風春画人形をまた作ってみたいと思います。

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参考ブログ:現代(いま)風 春画人形 第二弾!

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2024年3月 1日 (金)

月岡芳年 「奥州安達ヶ原ひとつ家の図」ディスプレイケース

ちょうど1年前に作った、月岡芳年 「奥州安達ヶ原ひとつ家の図」の人形。

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その時はとりあえず持ってる和風ドールハウスに置いて、なんちゃって写真を撮りそのままうっちゃってました。

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その後の計画では芳年の浮世絵のような背景を作ってジオラマ仕立てにしようと予定していましたが、なんやかんやで1年経ってしまいました(笑)
さて年明け早々本業の納品や、春休みのイベントの用意、作業部屋の引っ越しなどバタバタしていましたが、やっと時間が出来たので新しい作業場での最初に作業で、この背景ジオラマに取り掛かりました。

1年間作業こそしていませんでしたが、どのような感じにするかはずっと頭の片隅でずっと考えていましたので、いざ作業開始となると意外と順調に進みました。

まずこの人形を収める大きさのアクリルケースを探します。
近くのホームセンターで物色しましたが良い感じのものがなく、結局ネットでウェーブのケースを注文。(W145×D145×H245mm)

作業場引っ越しで出てきたスチレンボードを使って、ケースに合わせ、床面・背景2面・天井を切り出し、100均で見つけたグッズや粘土で崩れた土壁や乱雑な土間、桶(たらい)などをでっちあげました。

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ぼろぼろの障子はティッシュペーパー。

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囲炉裏の炎はやはり100均の蝋燭のように明かりが揺らぐLED照明を使用。

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アクリル絵具で着色し、鬼婆など人形を配置。ぶらさがった妊婦は紐だけでは回転して安定しないしので針金で固定しました。

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早速撮影。

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ま、厳しく見られると甘い作りでお恥ずかしいですが、なんとか形にはなったのでは?

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芳年の絵は浮世絵・錦絵特有のまんべんなく光が当たってる図ですが、今回のようにジオラマ仕立てにして、真っ暗なあばら家で囲炉裏の炎だけの明かりの「奥州安達ヶ原ひとつ家の図」も一興では?

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書棚に置いてみました。

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動画撮ってみました。 


参考ブログ:月岡芳年 「奥州安達ヶ原ひとつ家の図」を作る 

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2024年2月29日 (木)

九谷焼 12か月春画盃

春画の描かれた盃はいくつか持っていますが、前から欲しかった12ヶ月春画杯を入手しました。

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直径が6㎝ほどの小さなタイプですが、内側、外側・底に1月から12月まで12図の春画が細かく金彩で描かれています。

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印刷ではなく手描きですので、手が込んでます。

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これでお酒を飲んだら、さぞ美味しいでしょうね。

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2023年10月28日 (土)

京都アンティークフェアに行く

10月27日、年に3回、京都パルスプラザで開催される京都アンティークフェア。

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自宅から近いこともあって毎回行ってます。
いつも見に行くだけで購入することもあまり無いのですが、思わぬ素晴らしい作品に出合うこともあり油断できません。
今年も3回目で、コロナ前に戻ったような人出で、中国?台湾?のお客さんも翻訳機片手によく見ました。

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コロナの最中は、海外のお客さんが少なかった(ほぼ0だった)おかげで、出店者もわりと値下げ交渉に応じてくれましたが、お金持ちの外人が戻ってきてしまったので、貧乏人には買い物も難しくなりました(笑)

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それでも、何点か私にも買えそうな良いものがあり買ってしまいました。
一人遊びの春画人形、高尾八十二作の博多人形、ヌード灰皿。

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春画人形はこれまで見たことの無いモノでしたので、良い買い物ができました。

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まあ、また次回も行くんでしょうね。

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2023年10月21日 (土)

岩田浩昌氏の舞妓の裸婦画

以前古書で買った、岩田浩昌氏の舞妓の画集「みずあげ」

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初々しい舞妓、芸妓が着物をはだける姿が色っぽく、また哀愁もありますが、今は世の中的にあまり受け入れられない風習になってしまいましたね。

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さて、その岩田氏の油彩画がネットオークションに出品されていたので、入手しました。

作品名「ためらい」

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画集に載っている絵ではありませんでしたが、不安げな若い舞妓の表情が良いですね。

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12号と割と大きく存在感がありますが、飾る場所がありません(笑)

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出品時に岩田氏のプロフィールが掲載されていたので貼っておきます。

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小説や学習誌の挿絵を描いておられたようですね。

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