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2024年4月 1日 (月)

大道芸術館 初訪問

3月28日、東京 墨田区向島に2022年10月にオープンした「大道芸術館」に行ってきました。

大道芸術館は都築響一氏の秘宝コレクション、アウトサイダーアートなどを常設展示するために料亭を改装してできた大人の博物館?美術館?です。
その時の日記にも書きましたが、実はこちらでは私の春画人形を展示してもらっています。

行こう行こうと思いながら時間が過ぎましたが、今回は福島に行く仕事ができたので、この機会に訪問することにしました。

福島での仕事の前日に宿を浅草に取り、まず浅草見物。

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その後あづま橋で隅田川を渡りウンコのオブジェとスカイツリーを見ながらてくてく向島に。

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30分ほど歩いて大道芸術館に到着。

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1年半訪問できなかった不義理にもかかわらず、スタッフの皆様に暖かく迎えていただきました。

まずは1階のカラオケルームで富豪が残したセクシーな蝋人形と名物女将が館のコンセプトの説明をレトロな映像とともに説明。

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3階には伊勢 鳥羽の国際秘宝館に展示されていた近未来をコンセプトにしたオブジェ。

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そして2階はバーになっていてオリエント工業のキュートなラブドールたちと一緒にお酒が飲めます。(私も一緒に記念写真)

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当日はイベントもあって、たくさんのお客さん(意外とアベックや女性が多い!)が来店されてました。

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で、私の人形たちはどこにあるかと言うと、バーの向かいにあり、うっかりすると見落としそうですが、女将やスタッフさんが手に取ってこっそり裏側を見せてくれるサービスもあるそうです。

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一年半ぶりに再会した人形たち。きれいに飾っていただき、たくさんの人に見ていただいて喜んでいるようでした。

階段やトイレの壁など意外なところに意外なアーティストの作品があったり、知れば知るほど楽しいです。

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都築氏が残してくれなかったら、消えてしまっていたオブジェやアートとちを楽しめる大人の空間でした。

大道芸術館HP 

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とても楽しいひとときでした。スタッフのみなさま、ありがとうございました!


(このブログは「春画人形の世界」 の一部です)

2024年3月17日 (日)

謎の人形の正体

特需が終わって本業がヒマになったんですが、作ることしか趣味が無いので、前に入手した謎の艶人形を修理することにしました。

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江戸時代風の男女裸の土人形で、前の持ち主(?)が折れた腕をボンドでくっつけたと思いますが、ボンドが垂れてたり、ずれてたりして雑です(笑)

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また裸のわりに局部の作りも甘く、なによりも組み合わせたときにいまいち様(さま)にならない謎の人形でした。

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さて修理と言っても手持ちの道具で、雑な直し部分に粘土を盛ってヤスリをかけて色を塗るだけです。
2日ほどで修理完了。

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ついでに男のちんぽを大きく作り直し、女性の乳首に色を乗せ、ワレメや陰毛も描きました。

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ところで、そもそもどういう人形だったんでしょう?

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対の人形なのは間違いないと思いますが、裸もままではいまいちポーズが決まらないし…

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想像するに、裸体の作りが簡略化されていることや、もしかするともともと腕が折れていた(分離)可能性もあるので、布の着物を着せていたのかもしれませんね。(着物を着せやすいように関節部分が布でつながれている)

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そう思って、以前訪れた愛知県高浜市にある吉浜人形店「紫峰人形美術館」のブログの写真を確認したところ・・・ありましたがな!同じのが!

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江戸風俗ジオラマにあった盲目の按摩さんと遊女さんの人形!

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この写真の人形かどうかは分かりませんが、同じ種類の人形が、紆余曲折を経て、着物が紛失し、腕を下手糞に接着されたものがネットオークションに出され、わが手に届いたのでしょうかね。

(このブログは「春画人形の世界」 の一部です)

2024年3月 5日 (火)

現代(いま)風 春画人形を作るぞ

このブログをご覧の方ならご存じかと思いますが、10年ほど前から春画人形を収集しています。
お多福やおかめの人形の裏(底)が裸になっていて、裏返すと女性器が見える縁起物、笑いものは割と昔(明治時代?)からあったようですが、博多人形の名品の裏側に隠し絵のように男女の交接や女性器を作るようになったのは、戦後の占領軍のお土産として作られた頃だと聞いています。

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(画像は京都 千本釈迦堂のおかめ人形)

ま、それでも70年の歴史があるわけですが、私は実際に観光地や温泉地の売店で売られているのは見たことがありませんので、少なくとも30年前ほどにはすでに作られなくなったものだと思います。(とは言うものの、いまでも店主に聞くと、奥から売れ残りみたのが出てくることはたまにあります)

前置きが長くなりましたが、収集を始めてから、この春画人形の現代版を作ってみたら面白いだろうなとぼんやり思っていました。
集めているものの多くは髷を結ったり、着物を着たり、時代的には江戸時代かせいぜい明治時代の男女像です。
まれに洋装の男女や、夢二風の長髪の女性像の春画人形もありますが、まあ大正時代どまりでしょうか(笑)

と言うわけで頭の片隅にずっと現代風の春画人形像を思い続けていて、今回ちょっと時間ができたので、いちど形にしてみることにしました。

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まずは先達たちに敬意を表して、と言うかあまり違うものを作るとただのエッチな人形になってしまう恐れもあるので、よくある炬燵美人の様式を真似て、令和の電気コタツ女学生で作ってみることにしました。
まずは簡単なスケッチを描きます。

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シチュエーションは「コタツでスマホのエッチな動画を見て自分で慰めているうちに暖かくてウトウトして寝てしまった女子高生」

作り方はいつもの石粉粘土製。アクリル絵具彩色です。

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一応やぐらコタツなので、コタツの脚やヒーターも作りました。(電源コードは作っていません 汗)

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構造としては従来の炬燵春画人形よりも複雑になってしまいました。

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スマホはエクス〇リア?

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コタツの必需品のみかん。

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ちょっと昭和っぽい柄のこたつ布団。

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裏返すと・・・

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パンティーはいずこに?

作ってみて思ったのは、やはり先達の人形師たちの腕はさすが!ということ、彩色も見事!と言うことでした。
今回なるべく簡単な布団柄を選んだつもりでしたが、けっこう大変でした。
こんなものを量産していたんですね!

さて、比較に倉庫から同じような炬燵美人の春画人形を探してみたところ、思ってた以上にそっくりの人形が出てきてビックリしました!どっか頭の片隅にこのデザインが残っていたんでしょうね。

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ところで昔の炬燵はどういう構造だったんでしょう?天板無いし。

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実はこれを型取りして量産しようと分割も考えて作ったんですが、彩色に時間がかかるのと、果たして欲しい人がいるのか分からないため、今は未定です。
でもなかなか面白かったので、いろいろ違う形で現代風春画人形をまた作ってみたいと思います。

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(このブログは「春画人形の世界」 の一部です)

2024年3月 1日 (金)

月岡芳年 「奥州安達ヶ原ひとつ家の図」ディスプレイケース

ちょうど1年前に作った、月岡芳年 「奥州安達ヶ原ひとつ家の図」の人形。

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その時はとりあえず持ってる和風ドールハウスに置いて、なんちゃって写真を撮りそのままうっちゃってました。

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その後の計画では芳年の浮世絵のような背景を作ってジオラマ仕立てにしようと予定していましたが、なんやかんやで1年経ってしまいました(笑)
さて年明け早々本業の納品や、春休みのイベントの用意、作業部屋の引っ越しなどバタバタしていましたが、やっと時間が出来たので新しい作業場での最初に作業で、この背景ジオラマに取り掛かりました。

1年間作業こそしていませんでしたが、どのような感じにするかはずっと頭の片隅でずっと考えていましたので、いざ作業開始となると意外と順調に進みました。

まずこの人形を収める大きさのアクリルケースを探します。
近くのホームセンターで物色しましたが良い感じのものがなく、結局ネットでウェーブのケースを注文。(W145×D145×H245mm)

作業場引っ越しで出てきたスチレンボードを使って、ケースに合わせ、床面・背景2面・天井を切り出し、100均で見つけたグッズや粘土で崩れた土壁や乱雑な土間、桶(たらい)などをでっちあげました。

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ぼろぼろの障子はティッシュペーパー。

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囲炉裏の炎はやはり100均の蝋燭のように明かりが揺らぐLED照明を使用。

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アクリル絵具で着色し、鬼婆など人形を配置。ぶらさがった妊婦は紐だけでは回転して安定しないしので針金で固定しました。

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早速撮影。

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ま、厳しく見られると甘い作りでお恥ずかしいですが、なんとか形にはなったのでは?

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芳年の絵は浮世絵・錦絵特有のまんべんなく光が当たってる図ですが、今回のようにジオラマ仕立てにして、真っ暗なあばら家で囲炉裏の炎だけの明かりの「奥州安達ヶ原ひとつ家の図」も一興では?

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書棚に置いてみました。

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動画撮ってみました。 


参考ブログ:月岡芳年 「奥州安達ヶ原ひとつ家の図」を作る 

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2024年2月29日 (木)

九谷焼 12か月春画盃

春画の描かれた盃はいくつか持っていますが、前から欲しかった12ヶ月春画杯を入手しました。

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直径が6㎝ほどの小さなタイプですが、内側、外側・底に1月から12月まで12図の春画が細かく金彩で描かれています。

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印刷ではなく手描きですので、手が込んでます。

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これでお酒を飲んだら、さぞ美味しいでしょうね。

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2023年10月28日 (土)

京都アンティークフェアに行く

10月27日、年に3回、京都パルスプラザで開催される京都アンティークフェア。

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自宅から近いこともあって毎回行ってます。
いつも見に行くだけで購入することもあまり無いのですが、思わぬ素晴らしい作品に出合うこともあり油断できません。
今年も3回目で、コロナ前に戻ったような人出で、中国?台湾?のお客さんも翻訳機片手によく見ました。

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コロナの最中は、海外のお客さんが少なかった(ほぼ0だった)おかげで、出店者もわりと値下げ交渉に応じてくれましたが、お金持ちの外人が戻ってきてしまったので、貧乏人には買い物も難しくなりました(笑)

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それでも、何点か私にも買えそうな良いものがあり買ってしまいました。
一人遊びの春画人形、高尾八十二作の博多人形、ヌード灰皿。

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春画人形はこれまで見たことの無いモノでしたので、良い買い物ができました。

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まあ、また次回も行くんでしょうね。

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2023年10月21日 (土)

岩田浩昌氏の舞妓の裸婦画

以前古書で買った、岩田浩昌氏の舞妓の画集「みずあげ」

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初々しい舞妓、芸妓が着物をはだける姿が色っぽく、また哀愁もありますが、今は世の中的にあまり受け入れられない風習になってしまいましたね。

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さて、その岩田氏の油彩画がネットオークションに出品されていたので、入手しました。

作品名「ためらい」

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画集に載っている絵ではありませんでしたが、不安げな若い舞妓の表情が良いですね。

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12号と割と大きく存在感がありますが、飾る場所がありません(笑)

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出品時に岩田氏のプロフィールが掲載されていたので貼っておきます。

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小説や学習誌の挿絵を描いておられたようですね。

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2023年7月 3日 (月)

一期一会の春画人形 再び

いつものようにネットオークションを見ていると、素晴らしい春画人形が出品されていました。

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以前に入手した特上の春画人形に匹敵する出来栄えに見えます。
値段もなかなかのもので、どうするかかなり悩みましたが、こんな人形に出会うことは二度と無いかも知れませんので、清水の舞台から飛び降りる気持ちで入札し、無事落札できました。

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またこんな場合心配なのは、無事送られてくるかでしたが、出品者も心得たもので、共箱・男像・女像、それぞれ一箱で、合計3箱で送られてきました。おかげで、送料はずいぶん高くなりましたが、無事無傷で到着しました。

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さて開梱し、男女をからませますが、これがなかなか難しい。ちょっとしたパズルのようでした。

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どうしても指先などが胴体に当たりますので、組み立てるときは細心の注意が必要ですね。

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出来栄えは非常に素晴らしく、特に女性の恥ずかし気な表情がとても良いです。

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陰部や陰毛もとても丁寧に作られ、塗られています。

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今回の人形、以前入手した宇佐見弘業(うさみ・こうぎょう)の作の人形に大きさも作りも似ていますが、「弘」の刻印はありませんでした。
共箱に「七代目 玉谷 雅涔」とありますが、調べても全くわかりませんでした。

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で、以前、宇佐見弘業氏のことをご教授いただいたH先生にお聞きしたところ、名古屋のからくり人形師 玉屋庄兵衛 七代目 正守 作であることが判明しました。正守はからくり人形を再興された名工だそうで、このような観賞用の人形も作っていたとは驚きであるともおっしゃっていました。

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もちろんこの人形が気に入って入手したわけですが、名工の手による作品だと分かると、なお一層愛着が湧きます。
H先生、ありがとうございました。

男女の人形を絡ませるとき難しかったのは、からくり人形師のお遊びだったんでしょうか?(笑)

参考日記:一期一会の春画人形 

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2023年2月11日 (土)

リサイクルショップで見つけたミニチュア和室

時々行くリサイクルショップ。ここはいつも何か面白いものが見つかる、私にとっては穴場です。

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今日今年初めて行きましたが、何点か人形を見つけたあと店内を物色していると、和室のミニチュアがありました。

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ちょっと古くて汚れていましたが、ぱっと見、1/12スケールぐらいかな?と思って買って帰りました。

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実際持って帰ってくると、1/12よりもだいぶ大きく、使い途を考えてところ、これは大き目の春画人形を展示するのに良いかも?と思い、実際置いてみたところ、なかなか良い感じ。

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逢引き茶屋で密会している二人みたいです。

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2023年2月 7日 (火)

月岡芳年 「奥州安達ヶ原ひとつ家の図」を作る

今年最初の個人作品です。

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昨年から続いている本業ですが、ぽっかり時間が空いたので、前から作りたいとず~と思ってた、月岡芳年 「奥州安達ヶ原ひとつ家の図」を作ることにしました。

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せっかく作るなら、色々凝ろうとも思いましたが、あんまり考えすぎると着手出来ないので、えいや!って作り始めました。
だから作り方もいつもと同じ、針金を芯に石粉粘土で造形です。

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月岡芳年は血みどろ芳年と呼ばれるほど残酷絵で有名な明治の浮世絵作家ですが、絵も写実的です。
ですので、作る人形も江戸時代の浮世絵のようなデフォルメされた形状でなく、比較的写実的なプロポーションで作れました。ま、鬼婆の方はガリガリに痩せた骨皮筋衛門のような姿、しかも乳房はインドのナンのようにしおれた様子を造形。

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これまであんまり作ったことのないものなので面白かった!

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彩色はいつもと同じ、アクリル絵具の筆塗り。

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妊婦のお腹は、まず静脈を描き肌色を乗せて、うっすら見える感じで。(ほぼ分かりませんがw)

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鬼婆の包丁は紙と粘土製。

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妊婦の緊縛は、絵から察するに江戸時代の罪人の捕縛法の一種だと思いますが、よう分かりませんのでテキトーに紐で再現しました。

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さて、問題は撮影です。

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最初はネットで調べた廃屋の画像を背景に使おうと思いましたが、やっぱり色調や陰影でしっくりしないので、以前入手した和風ドールハウスを使用。

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作者には申し訳ないが、いつも使っている和風ドールハウスよりも出来が悪く使い途が無かったんですが、今回その雑な作りを逆手に使用しました。

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緊縛絵師で有名な伊藤晴雨は、実際に妊婦の妻を逆さ吊りにして写真を撮ったりしてますよね。

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毎度、作りも雑で、詰めも甘い作品ですが、まずは形にして完成させるのがモットーですので、お目汚しですがご笑覧ください。

参照:安達ヶ原の鬼婆伝説 

(このブログは「春画人形の世界」 の一部です)

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